意識では本当の良い姿勢はつくれない。
本当に良い姿勢とは意識でつくるものではありません。
それは本当の良い姿勢になっているのか？
姿勢をチェックしてみて、頭が左右どちらかに傾いていることが分かった場合、それを正そうと意識すると、普通は反対にいき過ぎます。でも、そんなことをする必要はありません。なぜなら「意識で良い姿勢はつくれない」のですから。
確かに鏡を見ながらであれば、良い姿勢をつくることができるでしょう。しかし、意識している時だけでは意味がありません。良い姿勢のためにいつも意識しているのだとしたら、明らかに不自然ですよね。
テレビや健康本でいうような「腹筋を意識して背筋をのばしましょう」や「胸を開いて、顎を引きましょう」など正しい姿勢の作り方というものは、本当に必要なのでしょうか？これも意識している間だけですので、あまり意味がありません。
また、他人にも良い姿勢をつくることはできません。整体や骨盤矯正などを受けても通常は一時的なものですぐに元に戻ってしまい、良い姿勢を保ち続けることはできません。
何が姿勢をつくるのか？
このように自分の意識でも、他人の力を借りてもつくれない理想の姿勢ですが、唯一正すことができるのは「自分自身の本能」です。「意識」ではなく「無意識」の部分です。（カイロプラクティックの理論では先天的知能という言葉があるのですが、これをご説明するのは別の機会にし、ここでは簡潔に本能としておきます。）
少々難しい表現になってしまいますが、そもそも今ある姿勢の状態は、この地球上で活動するために最善の方法で体が環境に適応している姿です。私たちの体はとても優秀ですので、意味もなく歪むなんて考えられません。理由があって本能がそうさせているはずです。例えば、体にどこか不都合が生じている場合、その部位をかばって体が傾いていたり、神経を傷つけないために背骨が曲がっていたり、意識ではなく本能がバランスをとっています。
だから、私たちの体は、歪む必要がなくなれば自分の力で姿勢が正されます。また、環境への適応能力が高いレベルにあれば自然に良い姿勢を維持できます。逆に、歪む必要が残っていれば、どんなに腕の良い整体を受けても長持ちせず、すぐに歪みが戻ってしまいます。
「意識をしなくても良い姿勢になっている」が理想です。
オフィスウチヤマでは、歪む必要がない体になるための施術を行いますので、良い状態が長持ちするようになっていきます。そして、本能に歪みの治療を任せるので、例えば以下のような変化が起こっています。
- 「人から姿勢が良くなったと言われた」
- 「健康診断で身長が伸びていた」
- 「気付いたら、以前より姿勢を正せるようになっていた」
- 「服がずれなくなった」
- 「足を組みたくなくなった」
- 「靴底の減り方が均等になった」など･･･
このように、いつの間にか良くなっていたという例がとても多いのです。それは、「意識」ではなく「無意識」のうちに自分自身の本能が「本当の良い姿勢」を取り戻していくからです。
この話は、実際に体感された方でないとちょっと分かりにくいでしょうか。実際に体感されると、きっと「不思議～！」と、おっしゃると思います。
※日常で姿勢に気をつけないで良いという意味ではありません。座り方やスマホ使用時の姿勢などを気をつけることは大切なことです。
