脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症とは、名前の通り脊柱管というところが狭くなっている状態です。
脊柱管とは背骨の中の神経が通るトンネル状の部分をいい、そこが狭くなることにより、神経を刺激することで痛みやしびれなどの症状を起こします。
脊柱管狭窄症の症状
病院で脊柱管狭窄症といわれて、実際にオフィスウチヤマにお越しいただいた方の症状は、以下のようなものがほとんどです。
- 脊柱管狭窄症の主症状である間欠性跛行(少し歩くと痛くなり、休んで歩いてを繰り返す長く歩けない状態)
- 腰痛
- 坐骨神経痛や足のしびれ(範囲は、お尻辺り~大腿裏側~すね外側~足先までのどこか又は全体)
座っていると平気な場合が多く、「自転車ならどこまででも行けるのに、歩くと・・・」という特徴があります。
神経痛が強かった方は、「どの姿勢をしても眠れない」や「動くのが大変で、トイレに行くだけでも(家の中なのに)30分かかった」など、当たり前の生活ができないような状況でした。
このような例もあります。座ることも立つこともできず、いわゆるハイハイで来院された方です。その方は急に動けなくなり救急車で運ばれ、脊柱管狭窄症と診断され、手術待ちで入院されていました。その時にお見舞いに来てくれたお友達から、「手術の前に!」とオフィスウチヤマを強く勧められたそうです。
早速、一時退院の許可を得てお越し頂き、来院2回目の帰る際、立ち上がって自分の足で帰ることができました。手術は中止となり、その後もしばらく経過をみましたが、普通の状態に回復しました。
脊柱管狭窄症でも手術が回避できる例は多い。
脊柱管狭窄症について、一般的には変形によって狭くなっている神経の通る場所を外科的に広げる方法しかないように思われているようです。どうしても手術しかないという場合もあるでしょうが、それを回避できる例は多いものです。
手術で治してしまえば完治するように思えるかもしれませんが、実際には、再発したり、しびれが残ったり、効果がない場合があったりとなかなか難しい手術のようです。また、リスクがゼロというわけでもないのでできるだけ避けたいものです。
脊柱管狭窄症の改善例
ここでオフィスウチヤマで改善された方の例を3つ紹介します。
【例1】68歳・男性
このページの上の方で紹介したMRI画像はこちらの方のものです。激痛が走るため手術の予定でしたが、初回の調整後帰る際には強い痛みが消え、そのまま改善しました。4回目の頃には、早足で歩いても平気になり、手術はせず、数年経っても再発もなく、その後も良好です。
※施術効果には個人差があります。
【例2】63歳・男性
寝ていても痛みが強く、要手術といわれていた。初回の後はまだ変化なく、2回目の後から痛みが減り始め、徐々に痛み止めも減らせるように。6回目にはほとんど症状はなくなった。その後ゴルフもできるようになり、良好な状態が何年も続いています。
※施術効果には個人差があります。
【例3】59歳・男性
1回目では症状に変化はなく、2回目の後からは来院の度に少しずつ楽になり、徐々に歩ける距離も延びてきた。半年後には2万歩くらい平気になり、趣味だった山歩きも再開できた。現在は、来院期間があくと足のしびれが少し出てくるため約2ヶ月間隔で経過を診ています。
※施術効果には個人差があります。
以上の3例は、それぞれ改善される経過が異なりますが、皆さんオフィスウチヤマで受けたのは、腰ではなく、上部頸椎という首の骨1ヶ所の調整のみです。しかもボキボキするような矯正法ではなく、ほんの少し刺激するような方法です。
改善されたのは、上部頸椎が整うことで、体が本来の力を取り戻した結果なのですが、それでは説明にならないのでもっと詳しくみてみます。
上部頸椎を整えることで脊柱管狭窄症の症状も改善できる。
上部頸椎が整うことで、バランスの要である頭の重心が整います。それにあわせて自然に、からだ全体のバランスが本当の意味で良くなっていきます。
施術後のみの一時的な姿勢の変化ではなく、体そのものが本来のバランスを取り戻していきます。そのため、部分的に集中していた負荷がなくなったり、歪みが減って狭くなっていた神経の通り道(脊柱管)が広がったり、という効果があらわれます。
患部には何もしていませんが、からだが自然治癒できる状態になって自分の力で、患部が改善したのです。
物理的にその部位を処置する手術などは本当の最終手段です。医学はどんどん進歩し、いざという時の技術は良くなっていくと思います。でも、その前に体そのものを本来の良い状態に回復させ、それによって体が備え持つ治癒力などの能力を十分に活かすことで多くの問題を改善させたり、防いだりすることができます。
ここでは脊柱管狭窄症をピックアップしてご紹介しましたが、椎間板ヘルニアやすべり症、頸椎症、または、股関節や膝の場合などでも同様です。
痛み止めやブロック注射を続けたり、慌てて手術したりする前にこのような選択肢があるということが、もっと広く知れ渡り、1人でも多くの方が苦痛から解放されることを願い活動しています。